ふたりのRevoluterから見たRevolut Japan
人 · 2024年5月30日TEAM REVOLUT JAPAN
English version is available here.
日本におけるRevolutの特徴とは?それを知るために、2人のRevolut Japanメンバーの経験を掘り下げてみます。オペレーション・マネージャーの長谷川 智子と 取締役法務部長の 浜崎 祐紀。この二人がどのようにキャリアを根本的に変え、伝統を重んじる国で、新しい業界で、すべてが速いペースで動くFinTechスタートアップでのゼロからのスタートという大胆な決断をしたのか、二人のストーリー、Revolutでの生活、そしてRevolutでの経験を一緒にみていきましょう。
長谷川と浜崎が入社した当時、Revolut Japanは小さなチームで事業を立ち上げたばかりでした。しかし、銀行やコンサルティングのような伝統的な業界で経験を積んできた二人は、FinTechという画期的な分野で頭角を現しました。
伝統 vs 革新
Revolut Japanに入社する前、どのようなお仕事をしていましたか?
長谷川:Revolutに入社する前は、投資銀行で電子取引に携わっており、やがてテクノロジーからセールストレーディングの職務に異動しました。私の最初の仕事は伝統的な電話やファイルでの発注から電子発注へと移行するもので、後により高度なアルゴリズムや超高速取引へと移行していきました。私は2022年4月にオペレーション・マネージャーとしてRevolutに入社しました。技術的なバックグラウンドがあったので、トレーディングからリテールへの移行は問題ありませんでした。
浜崎:学生時代に公認会計士試験に合格し、大手監査法人でキャリアをスタートさせました。Revolutに入社する直前は、準大手法律事務所のパートナー弁護士として、主に金融規制、ファイナンス、M&A、税務の分野でサービスを提供していました。
伝統的な企業から、より新しく革新的なフィンテック・セクターへの転職を決めた理由はなにでしたか?
長谷川:主な理由は2つあります。
- 私はワーキングマザーで、もっとフレキシブルに働きたいと思っていました。トレーディングの仕事は株式市場が開いている時間帯にどうしても縛られてしまいますし、、前職では毎日オフィスに出勤する必要があり、小さな子供がいる身としては大変でした。
- 私はRevolutに可能性を感じたからです。私は、トレーディングがいかにして従来の取引から電子取引へと移行していったことを経験していましたし、同様のことが決済でも起こると思っていたからです。。そして私自身、その時既にキャッシュレスの生活を始めていました。ですのでそのRevolutの一員となることができ、取引プラットフォームを構築することに魅力を感じました。
浜崎:それまで主に銀行をはじめとする金融機関その他の伝統的な業種のクライアントに対し、プロフェッショナルサービスを提供してまいりましたが、異なる分野で新たなチャレンジをすることで成長を志向すべく転職を希望しました。Revolutは、新しいフィンテック企業であり、自身の知識をアップデートし、スキルを研鑽する絶好の機会だと考えました。国際的な企業で働くことは、私が熱望していた挑戦であり、金融分野におけるRevolutの革新的かつ野心的なプロジェクトにいつも惹きつけられています。
Revolutの企業文化について強調すべき点があるとすれば、それは効率性、自動化、業務の敏捷性でしょう。間違いなく、これらの要素がグローバル展開の成功に貢献していると思います。
長谷川智子
Revolutで働こうと思ったきっかけは何ですか?
長谷川:経営陣と緊密に連携し、自分の仕事が成果に直結していることを実感できることが私のモチベーションです。Revolut Japanは決済分野においてまだ新しい会社なので、成長へ向けてやるべきこと、改善すべきこと、実行すべきことが多くあります。自分がこの成長の一翼を担い、Revolutのような素晴らしいプロジェクトを作り、実行し続けながら、プロフェッショナルとしても成長できるということが、大きなモチベーションになっています。
浜崎:Revolut Japanの成長に貢献し、自分自身も成長すること。多国籍なチームメンバーの多様な価値観を学び、新しい法律分野の知識を習得したいと思っていますし、問題発見・解決能力の向上や英語力を磨くことも意識しています。
Revolut Japanでの仕事
日本の外資系企業で働く上で、どのような問題に直面しましたか?
長谷川:私はこれまで、Revolutを含む外資系企業で働いてきました。ひとつの課題は、グローバルチームがローカルの市場要件を理解できるよう尽力する必要があるということです。例えば、日本ではクレジットカードやプリペイドカードからのチャージは送金には使えないため、使える資金と使えない資金を分別しなければなりません。この「現金化が可能な残高」という概念は日本独自のものです。
浜崎:多様で多文化的な環境を持つRevolutのようなペースの速い企業の一員であることは、個人的にもプロフェッショナルとしても成長できる素晴らしい機会だと実感します。常に学び、新しいスキルを身につけることができています。多国籍なチームなので、文化や言語の壁が課題となることもありますが、異なる価値観の中で協調性を育み、適切な関係性を築き、今後ともRevolutの継続的な成功に貢献していきたいと考えています。
Revolutでは、専門的な能力開発やキャリアアップの面で、日本の従業員をどのようにサポートしていますか?
長谷川:Revolutのスキル認定プログラムでは、プロジェクト管理やプログラミングなど、職務に必要なスキルのトレーニングが提供されています。まだ小さなスタートアップなので、入社後すぐに重要なプロジェクトを任せられることも珍しくありません。。この実践的な経験は、データ分析、プレゼンテーション、プロジェクト管理などのスキルを身につけるのに役立ちます。また、さまざまなステークホルダーと交流し、仕事上の人間関係や効果的なコミュニケーションを築くことができます。このような経験はキャリア形成に大いに役立つと思います。
浜崎:職場はリモートフレンドリーなので、さまざまな場所で働くことができます。年に120日間までは国外での勤務も可能です。休暇も取りやすいですし、ワークライフバランスも充実しているので、特にハードワーク環境を変えたいと考えているプロフェッショナルファーム出身者にとっては魅力的な職場環境だと思います。
日本におけるRevolutの成長を象徴するような、興味深いプロジェクトや取り組みがあれば教えてください。
長谷川:私が携わったプロジェクトのひとつに、24時間365日利用可能でよりスピーディな銀行口座からのチャージを実現したことがあります。それと同時にみんなの銀行とのパートナーシップを活かしてタイアップキャンペーンを行い、新しいスピーディな銀行口座からのチャージをアピールする良い機会となりました。ギリギリのスケジュール調整をしながら、みんなの銀行との調整、プロジェクトの管理を行いながら、新しいチャージの実装を成功させることができました。お客様は、スピーディなチャージ方法を気に入ってくださり、SNSでも好意的なコメントをいただきました。
浜崎:新しいサービスなどを立ち上げる際、法務部はグローバルなプロジェクトの会議に参加し、規制のリサーチを行い、利用規約その他の書類を作成またはレビューします。新しいサービスやプロダクトが次々に打ち出されるスピード感にはいつも驚かされます。
Revolutはフィンテック企業であり、自分のスキルと知識を発揮できる絶好のチャンスです。
浜崎 祐紀
Revolut Japanで実現したいことはなんでしょう?
長谷川:日本はモバイル決済など、多くの分野で先駆的な国ですので、この国で存在感のあるユニークなサービスに携わることは、私が力を入れたいことです。決済分野は私にとってまだ新しい分野ですが、これからも経験を積んでいきたいと思っています。オペレーション・チームはビジネスのあらゆる側面をカバーし、幅広い知識が求められるので、私にはぴったりだと思っています。
浜崎:Revolut Japanの成長に貢献できるよう、そしてプロフェッショナルとしてあらゆる面で成長できるよう、これからも頑張っていきたいと思います。
もしあなたが積極的でデータ志向であれば、Revolutは素晴らしい柔軟性とチャンスを与えてくれるでしょう。 長谷川 智子
Revolutは約4年前に日本でサービスを開始して以来、多くのお客様にご利用いただけるようになりました。今後も成長を続け、今後2年以内に100万人のお客様にご利用いただきたいと思っています。そのためには、常にオーナーシップを持ち、より深く考え、効果的にものごとを成し遂げるRevolut Japanの優れたチームメンバーが不可欠です。
金融業界の変革の一翼を担い、パワフルな業界の型破りな企業でキャリアを最大化したいという方ならば、日本で世界を変革しようとしているRevolutersの一員になることをぜひおすすめしたいと思います!